今週のお題と私の好きな本。
今週のお題「眠れないときにすること」
私は本を読む様にしています。
産後、夜に何回も起きる娘を相手していたら最近よく寝てくれるので体力が有り余っているのか眠れなくなりました。
寝つきは元々悪く、目を閉じると色んな事を考えてしまいます。
と言っても明日は何を作ろうかとか、何して遊ぼうかなどで大層な事は考えていないのに一つ考えると止まらなくなって最終的に頭が凄く冴えてしまい寝れなくなります。
スマホで大好きな漫画を読み続きが気になって気づいたら2時、3時…。
そして、続きが気になりすぎて課金をしてしまう事も少なくありません。
寝る時間は遅くとも起きる時間は同じなので、睡眠不足に課金…、更には睡眠不足が影響して食欲増進されダイエットとは?という状況に…。
悪循環でしかありませんでした。
これではいけないとわかってはいましたし、寝れるようにリラックスする方法はいろいろ調べてはいたので私は本を読む事を選択しました。
理由はいくつかあります。
一つ目は、私が本を読む事が好きだからです。
ストレスなく、続けなきゃと思わないようにするには自分の好きな事をするのが一番だと思います。
漫画も大好きですが、本を読む事も好きだったので“しなきゃ”という認識にはならず続けられました。
二つ目は娘に本を読んでほしいと思ったからです。
有名なメンタリストのDAIGOさんを皆さんはご存知ですか?
あの人が保護者からの質問に答える機会があったようでその時に、「子供が本を読んでくれないのですが、どうしたらいいですか?」と質問されたのです。
それにDAIGOさんは「では、あなたが最近読んだ本は何ですか?」と逆に質問され答えられませんでした。
DAIGOさんは「そういうことです。」と答えたそうです。
それを知った時にすごく納得しました。
私が本に関心があったのは母親が本を読んでいた影響ですし、子供が教えてもないのに自分の真似をしている体験をしていたので、言葉ではなく本に関心が湧く環境と母親が本を読んでいることが大事なんだなと思いました。
今はまだ子供が起きている時に本を読む事は出来ませんが、読み聞かせを一緒に楽しんだり、本屋さんや図書館に行って私も本を選ぶし子供にも選んでもらって実際に読み聞かせをしたりしています。
娘自身で選んだのに娘のお好みに合わないことは多々ありますが、それも本を選んで読む醍醐味だと思います。
お気に入りの本は本当に何回も何回も読んでいます。
理由の最後は色々な人の考え方を知れるからです。
ノンフィクションの本でもフィクションの本でも人の物事に関する考え方を知れるのが私は好きです。
小説に出てくる作り上げられた人物であったとしても自分とは違う考え方、捉え方、価値観を持っている人もいるという事を知れます。
そしてそこから自分で考え、物事に対する自分の考え方、捉え方、価値観をアップデートしていくのが好きです。
自分の考えが絶対全部正しい事はないし、他人の意見が絶対全部正しい事もないと思っているので、沢山の考え方を知って人との関りに生かす事をするようにしています。
最後に私が好きな小説を書き残しておきます。
貫井徳郎先生の「微笑む人」という本です。
あらすじは「いい人」と評価されるエリート銀行員が妻子を「本が増えて家が手狭になったから」という理由で殺害する事件が起きます。その真相を本にしようと小説家が取材していく話です。
人の本心は誰にも分らないんだなぁと考えさせられる本でした。
買ったその日に読み切り、何回も読み返している大好きな本です。
よかったら読んでみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
妊娠報告、周りの反応。嫌われる事を覚悟で。
彼氏の反応。
産婦人科で検査をしたその日に彼に会いに行きました。
迎えに来てくれた車の中で、話をしました。
なんと切り出したらいいのか分からず話し出せない中、彼が「検査の結果はどうだった?」と聞いてくれました。
「…妊娠してた。」
「そっか。」
少し、沈黙になりました。
彼は彼で色々な事を考えていたんだと思います。
そこで先に私の考えを話しました。
「色々な問題がある事はわかっているけど、私にはこの子を殺せない。もし、あなたが生まないでほしいっていうのなら別れて一人で育てていく。」
そういった私を彼は抱きしめてくれました。
「それはだめだよ、二人ででしょ。」
そう言ってくれました。
泣かないつもりだったのに、涙が出ました。
いくら一人でも大丈夫だと言っていても不安な気持ちは大きく、彼が色々考えたうえでその言葉をくれたことが本当にうれしく安心したからです。
その後お互いの両親には各々で伝える事にしました。
その後どうなっていくかは分からないので、また相談していこうとなりました。
「お義父さんに殴られるかなぁ。」とボソッとつぶやいた彼の言葉に思わず笑ってしまいました。
私の母。
母に検査した結果妊娠していたと伝えた時。
妊娠しているかもしれないと気づいていた母はびっくりする様子も、怒る事もなく冷静にこれからどうするつもりなのか聞いてきました。
私は二人で話し合って生んで育てる事に決めた。と伝えました。
母は、
「分かった。お父さんに伝えるタイミングは少し考えよう。」
そう言って私たちの決め手事を受け入れてくれました。
「お父さんに嫌われる覚悟しなきゃな。」
そう言った私を笑い飛ばしてくれました。
私の父。
三人兄弟の末っ子、初の女の子として生まれた私は父に溺愛されていました。
そのことは私も周りも、父自身も自覚していました。
私の彼氏の話は聞きたくないみたいで、一切触れてくることはありませんでした。
なので母も私もいつ伝えようかと思い悩んでいました。
しかし悪阻がひどく私の体調が連日悪いのを父も心配していてので、夕食の時母がきっかけを作ってくれました。
「何?」
「…妊娠した。」
お父さんに聞かれ、真っすぐ目を見て伝えました。
泣いてはいけないとわかっていたのですが、やっぱり怖くて涙で視界がぼやけたのを覚えています。
「はぁ!?」
父が動揺した姿を見たのは後にも先にもあの時が初めてでした。
「どこの馬の骨や。」「お父さんは会った事もないぞ。」
そう言いながら歩き回ったり、立ったり座ったりしていました。
「会ったことはあるけどね。」と母が冷静にツッコミ。
「はぁ⁉誰や!」
実は彼と付き合う前に両親は彼に会っていました。
私が事故をして駆けつけてくれた彼は、両親と警察が来るまでそばにいてくれました。
その時に少しだけ話をしていたのです。
母からその時の彼だと言われた父の反応は、「あいつか!」でした。
いつも温厚で声を荒げたところを見たこともない私は何も言えませんでした。
父が冷静になるためなのかトイレに行った時、母が「自分の部屋に行きなさい。」と言いました。
まだ話し合いが進んでもないのにいいのかと思いましたが、父にも頭の中を整理する時間が必要だから明日また話し合おう。と言ってくれました。
自分の部屋に行き、悪阻がきつくてベットで寝転がっているとしたのリビングに声が少し聞こえました。
何を言っているかは分かりませんでしたが、父と母で話し合いをしているようでした。
次の日の夕食。
父はいつもの様子に戻っていました。
夕食を食べて少しした後、父から話てくれました。
「相手に会わせて。お父さんは彼の事を何も知らない。それから、これからの事を順番に決めていこう。」
いつもの柔らかい表情でそう言ってくれました。
それから笑いながらいろいろ話しました。
「妊娠出産は命懸けだから、お父さんたちにできる事は少ないけど無理せず必ず頼る事。」
そうも言ってくれました。
「嫌われる覚悟した。」と泣きながら言うと、「バカ、そんなことあるわけないと。」泣きそうなのを隠しながら言ってくれました。
私の彼と両親に伝えた時はこんな感じでした。
彼の両親に伝えた時の事も書こうと思ったのですが、彼がその時の事をあまり覚えておらず情報が引き出せなかったので書くのはやめました。
ただ、挨拶に伺った時も優しく迎えいれてくれて、私の体調を心配してくれました。
予定日超過で入院した時も生まれてからもお見舞いに来てくれてました。
その後も、親子共々もいつも暖かく迎えてくれる優しい両親です。
彼が優しく育った意味がよくわかりました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
もう二年以上前の事なので文章にすると変なところもあると思います、すみません。
次は妊娠中の事を書こうと思います。
初めての妊娠、私にこの子は愛せるのか。
子供に苦手意識があった私。
22歳の時に私は妊娠をしました。
当時の私は、仕事をして自分の時間は彼や友達との遊びに全部使い楽しい日々を過ごしていました。
そんな中妊娠が発覚しました。
月経も遅れ悪阻の症状も出ていたのに、私は妊娠だとは考えませんでした。
いつもの生理不順、ただの体調不良…そう思っていました。
そんな私に検査した方がいいとい言ったのは母でした。
「まさか…。」
私はそう思い、検査薬を買っても中々検査出来ませんでした。
「もし、妊娠していたら…。」
仕事、家族、彼…色々なことがどうなるのか考えましたが、一番頭の中を埋めていたのは「私に赤ちゃんを愛せるのか」「もし生まれてたら、この子は祝福してもらえるのか。」という事でした。
友達がSNSや日常生活などで他人の赤ちゃんを見て可愛いと言うのが私には分からなかったからです。
赤ちゃんをみて私が思うのは、「赤ちゃんだなぁ。」それだけでした。
仕事場に来る子供を見ても、「元気だなぁ。」くらいにしか思ったことがありません。
私は生まれてくる赤ちゃんを、育児という大変な体験の中でも愛せるのか。
そして、この子は祝福されて生まれてくるのか。
そんな不安な気持ちから中々一歩を踏み出せませんでした。
そうしているうちに急激な睡魔に負けて、ハッと目を覚ましたら深夜の2時でした。
そしてなぜか、あんなにも踏み出せなかったのに「検査しなきゃ。」急にそう思いトイレへ行きました。
結果はもう色濃く陽性と出ていました。
あの時の検査薬の検査結果の出る早さにはびっくりしました。
一分待って出てくるのかと思いきや、滲んでいくと同時に線が出てきたのです。
後日産婦人科に行ったら、妊娠8週と言われたので「そりゃ検査薬も迷わないわな。」と思いました。
妊娠したという事実が分かり、私は嬉しいよりも不安が大きくなりました。
何がというわけもなく「どうしよう。」その言葉ばかりが頭をぐるぐる回っていました。
一番最初に祝福してくれた人。
不安な中、深夜に私が最初に妊娠したと告白したのは10年来の親友でした。
電話ではなくメッセージで、妊娠したかもしれない。
検査薬で色濃く線が出たのにお関わらず私はそんな伝え方をしていました。
朝になったらなんて返信が来るか。
心臓がドクドクと、いつもより大きく脈打っていました。
すると、いつも早寝早起きの親友からすぐに返信がありました。
びっくりしたと同時に、なんと返信が来たのかと思い鼓動が脳まで届く様でした。
深呼吸してからメッセージを開きます。
「本当!おめでとう!」
涙が出ました。
一番最初に報告した人が、おめでとう。と一番に言ってくれた事で
「あぁ、この子は祝福されて生まれてくるんだ。」と安心しました。
体の力が一気に抜けて、この子の誕生を喜んでくれる人がいるとわかり、不安が少しだけなくなった感じがしました。
そして、産婦人科へ行ってしっかり検査してもらおう。
そう自然に考えることができました。
その親友は、今では同じママ友でもあります。
これからも大切にしていきたい存在です。
産婦人科へ
後日産婦人科へ一人で行きました。
彼には妊娠したかもしれないから病院へ行ってくると伝えました。
「それは僕も一緒に行くべきじゃない?」と言ってくれましたが、私は一人で現実を見て頭の中で処理して、自分の気持ちを整理してから彼に会って話したかったので断りました。
初めての産婦人科は緊張しました。
お腹が大きくなっている人を見て、私もそのうちお腹があんなに大きくなるのかな。と考えたりしていました。
長い待ち時間の後、検査してすぐに赤ちゃんがお腹にいる事が分かりました。
妊娠8週で、心拍も確認できたよ。と言ってもらいました。
そして初めてのエコー写真を見たとき、思わず泣いてしまいました。
「私にこの子は殺せない。」そう思いました。
仕事や、彼の事、家族の事色々考えていましたが、エコー写真を見た瞬間周りの心配ごとよりもこの命を守りたいと思いました。
生まれてくるこの子をしっかり愛せるのか、その不安がゼロになった訳ではありませんが、もし、彼や家族に見放されたとしても生んで育てる。そう自分の意思を固めました。
ふぅ…、一旦私の初めてのブログはここで終わりにします。
区切りがいい気がするので。
次の記事では彼と両親、彼の両親に妊娠していたと伝えた時の事を書きます。
拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。
この文章が少しでも誰かの気持ちを軽くできたら嬉しいなと思います。